言語聴覚士のお仕事
3、言葉の伸ばし方
その子に対してどのような態度でどのような声かけをすると言葉が伸びやすいか、保護者の方と相談しながら助言させていただきます。
1、言葉の発達
言葉が出てくるのがゆっくりであったり、言葉の理解が難しい子どもたちのご相談を受けます。 その子の好きなキャラクターや歌、絵本などを通して、楽しく言葉と物との関係を結びつけていきます。
言葉は話すことはできても他者とのコミュニケーションに上手く言葉を使えない子に対しても、キャッチボールのようなやり取りができることを目指し働きかけをおこないます。 出ない音があったり自然に話せない場合などでも、出したい音の練習をしたり、なめらかに話せる工夫をするなど一緒に取り組んでいきます。
2、コミュニケーション方法
言語でのコミュニケーションが難しい場合は、言語以外でどんなものがコミュニケーションツー ルとしてその子にふさわしいか考えます。
ジャスチャーや絵カード、写真、文字パッドや視線入力装置など別のコミュケーション方法を探っていきます。それらを用いて実際のコミュニケーションを行なってみて、どんなやり取りがその子にとってやりやすいか、よりレベルの高いやり取りがどうしたら可能なのかを模索していきます。
4、摂食・嚥下機能発達の促進
食事を行う時の一連の動作(口に入れる、噛む、飲み込む等)において、その子が能力を発揮出来る方法を探したり、練習をしていきます。
食べることが難しい子が食べることに挑戦する時には、肺炎などの二次的なリスクが発生する場合があるため、リハビリを行う際には、そのリスクを最大限軽減することに努め、楽しく安全に口から食べる事を目指します。 現在食事を口から食べられていないお子様に対しても、食べる為の準備や練習を行なっています。
5、口腔内衛生保全・唾液や痰の処理等
口の中を清潔に保ち、その子の健康を促進していきます。 また、唾液でムセる・痰が多いなどの困りごとに対して、対策の提案や処理方法の練習を行なっていきます。
コミュニケーションや食事の楽しさを
大事にしながら介入しています。